まだ間に合う!「KING OF PRISM - Shiny Seven Stars -」 放送・配信情報
歌舞伎をしたりねぶた祭をしたり天然ガスが出たりするアニメ、キンプリに興味を持ってこのページを開いてくださった貴方、ありがとうございます。過去にはハリウッドに電車で行って星座になったり腹筋から爆弾を出したりしたこともあります。
「KING OF PRISM - Shiny Seven Stars -」(通称:キンプリSSS、スッスッスなど)はプリティーリズム・レインボーライブからスピンオフしたKING OF PRISMの三作目の作品です。
三作目でも大丈夫!キンプリSSSは9話までは基本一話完結!気になったところから見て、もっと知りたくなったら過去作を見てください。
プリズムショーは歌・ダンス・フィギュアスケートとプリズムジャンプで構成された総合エンターテイメントです。
プリズムショーは心のきらめき!プリズムジャンプは心の飛躍!
というわけで放送局とネット配信サイト情報をまとめました。ご活用ください。(表の見栄えは気にしてはいけない。)(キンプリSSSの公式サイトの放送情報ページはこちら。)
簡単にまとめておくと、
TV放送はテレビ東京、テレビ愛知、テレビ大阪、BSテレ東のみです。
多重音声放送なので副音声で劇場の応援上映の音声と一緒に見ることも出来ます。(録画する場合はDRモードで録画すると音声を切り替えられるそうです。)
色々調べてみた結果、オススメの配信サイトは無料で見たいなら最新配信話無料のAbema(TV放送後の金曜更新)、有料ならdアニメストア(TV放送翌日の火曜更新)です。有料配信サイトの無料お試し期間に放送済み話数を見て、Abemaビデオの無料配信やAbemaTVの無料放送で追いかけるのが正攻法の一つかと思います。(解約するのを忘れないようにリマインダーをセットしよう!)
調査日(2019/5/7)
配信サイトでプリティーシリーズ全部調べるのは時間がかかりすぎるのでキンプリSSS以外は次の4作に絞りました。(dアニメストアに大体あるしdアニメストアに無かったら多分無いのでは?)
KING OF PRISM(通称キンプリ)一作目「KING OF PRISM by PrettyRhythm」(下の表ではKOPと記述)、二作目「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」(通称キンプラ、表ではKOP PH)、舞台「KING OF PRISM -Over the Sunshine!-」(通称ブタキン、キンステなど。表では舞台)、すべてはここから始まった!スピンオフ元「プリティーリズム・レインボーライブ」(RL)。
「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」は劇場用に作ってテレビで公開しているのではなく、テレビ用に作ったものを劇場用に編集し先行上映しています。劇場用に作ったものを時期をずらしてテレビ用に編集して放送される作品はままありますが、キンプリSSSは異例の形を取っています。
(詳しくはこちらの記事をお読みください。KING OF PRISM:劇場公開&テレビ放送 異例の試みの狙い | マイナビニュース)
キンプリはガールズメインだったレインボーライブからボーイズをメインに作られた作品です。レインボーライブの両方に出ているのは主にOver The Rainbow(オバレ)の速水ヒロ・神浜コウジ・仁科カヅキと涼野いとの弟・涼野ユウの三人。
「KING OF PRISM by PrettyRhythm」と「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」のメインで描かれたのはオバレの物語なので、新しく増えたキンプリからの一条シンなどのメインキャラクターたちのことはほとんど語られていません。新章である「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」で初めて掘り下げられると言っても過言ではありません。9話まではそれぞれのキャラクターに焦点をあて一話で完結します。気になったところから、今からでも見てください。
各配信サイトで無料公開されている放送前特番の0話「30分でわかるキンプリ」もおススメです。→KING OF PRISM -Shiny Seven Stars- - 本編 - 第0話 | 【Abemaビデオ】見逃しても無料で見れちゃう!
余談ですが、なぜキンプリファンを「エリート」と呼ぶかと言うと、ファンが“優秀”だからではなく、みんなプリズムスタァ養成学校の名門エーデルローズに入学した生徒(シュワルツローズに移籍した人も含む)だからです。みんな名門校の生徒だからエリート。そして同時にプリズムスタァ。だからEDクレジットに「世界中のプリズムスタァの皆様」等とクレジットされているのです。キンプリのファンは優秀!とかそういう意味ではないのです。
公式サイト内コンテンツ(入学おめでとう!KING OF PRISMまるわかりガイド)でも入学おめでとう!とあります。こちらのガイドも見てみてね。
【その他関連リンク】
・KING OF PRISM:実はスポーツもの? 菱田監督が描く世界の魅力 - MANTANWEB(まんたんウェブ)
・YouTubeで無料配信中『プリティーリズム・レインボーライブ』を徹底紹介!! ハッピーレイン、ベルローズ、そしてオバレの軌跡を知って『キンプリSSS』に備えよう!
・【今日のスタート】ついに『プリティーリズム・レインボーライブ』全51話がYouTubeに勢揃い!! 『キンプリSSS』第3話(タイガ回)までに押さえてほしいエピソードはコレ
キンプリ、キンプラとは(4/4) ~女性向け作品なの?編~
続きです。
私から見ても宣伝は女性向けにシフトしてると思います。
でもキンプリ、キンプラのターゲットは女性だけに向けて作ったのではないよという話などです。
前記事(3/4)の記事後半もあわせてお読みください。
―――――――
――シュワルツローズの総帥の仁が、仮面を着けてお風呂に入ってるのはなんでなんですか?(笑)
菱田:
あれですよ。紳士のたしなみ。
――ああいう、笑どころっていうのが急に入ってくるっていうのがすごい面白いなーって思って
菱田:
ああそう?へぇー(不思議そうに)
――なんかそこのバランスがすごく面白かったです。
菱田:
まぁ紳士のたしなみですからねー。
――たしなみですからね。監督もやるんですか?
菱田:
ああ僕もやりたいですね
シャンパングラス持って
――仮面着けて
菱田:
「グロリアス・シュワルツ」って言いたいですね。
――そういうところがね、女性だけじゃなくって、男性が見ていた、格闘ゲームとかアニメとかじゃないんだけど*1、そういうところの要素も入っているキャラ付けみたいなところが、すごく面白いなと思って。そのミックス具合とかもぼくは見てて楽しめたところだったんですけども。
男性キャラクターを取り揃えましたって感じで、多分ご覧になってると、好きなキャラクターが絶対にいると思うので、そういうところで「自分はこのキャラクター推し」みたいな楽しみ方もぼく出来るな、と思ったんですけれども、そういうところとか、キャラクターって考えるときには(考えましたか)?
菱田:
そういう女性向け的なアニメはいっぱいあるので、もうテンプレート的主人公はこういう子でっていうのはあると思うんですよ。
で、最初はそれに沿って作っていこうと思ったんですけど、スタッフたちから「もっと新しいもの」っていうか「違うものを作りたい」っていうのがあったので、じゃあみんなでどういうキャラ出したいかっていうのを持ち寄って、闇鍋的に皆が好きなものを取り揃えた結果、こうなっちゃったってことですね。
だから、特にこのキャラクターでこのターゲットを狙うとか、そういうことは全く考えないで作りました。そしたらこんな感じ。
キンプリ、キンプラとは(3/4) ~そもそも何なのか編・その2~
TRFさんの曲を使っているのは何故?
ダンスシーンのあれはどうして?
どういう人に見て欲しい?
などの話です。
――オリジナルの曲と共に、ヒット曲のTRFさんの「EZ DO DANCE」とか「BOY MEETS GIRL」とかを使っているので、ちょうどぼくの高校時代のヒット曲だったので、歌えるのがすごく楽しかった。
菱田:
僕も学生時代だったんですけど、これを何回も聴きましたね。CD持ってたし、今でもあるし。若い頃に聴いてたものを取り扱うなんてことがまさか起こるとは思いませんでした。
――それを今回、映画のなかで使ったっていうのは、一番印象に残っていたからですか?
菱田:
これはテレビシリーズの「プリティーリズム・レインボーライブ」という作品をやってたときに、1クール目、2クール目のそれぞれのオープニングがTRFさん(の曲)だったんです。で、もちろん歴史も深いしというか、僕らにとってはやってきたものだったので、これはまた(曲を)是非使いたいということで、使わせてもらいました。
――声優さん歌もうまいですよね、ほんとに。
菱田:
最初にキャスティングするときに歌が歌えるのは絶対条件で、歌のデモテープをもらって選んでますので、間違いないと思います。
――アレクサンダーが、ものすごくストリートの格闘系っていえるようなキャラなのに、やっぱりバトルはダンスなんだなってっていうところとかのギャップ感と、歌もものすごくうまくて、なんかそういうのがすごく面白くて
菱田:
アレク(アレクサンダーの愛称)というか、武内君*1は歌うまいっすよね。僕らもびっくりしました。彼は何故か知らないんですけどアカペラで(デモテープの曲を)出してたんですよ。うまいし、あんなにすごい野太い声を(セリフのときは)出しながらも(歌を)高い高音で歌うって言うね、なんかこうアンバランスさが素敵ですよね。
*1:武内駿輔さん。TVアニメのアイドルマスター シンデレラガールズのプロデューサー役で話題になっていたのが記憶に新しい
キンプリ、キンプラとは(2/4) ~そもそも何なのか編・その1~
- 応援上映ってなんでやってるの?なんなの?
- キンプリはどうやって生まれた?そもそも何?
- 監督は女性だけではなく、男の子にも見て欲しいと思っている
などの話を編集しました。
デッキーさん(以下省略):
――前作キンプリが2016年1月9日の公開から、なんと一年にわたってロングラン上映となったうえに、ペンライト(サイリウム)を持って応援しながら楽しむ応援上映というのもあり、その熱狂がニュース番組で取り上げられるなどの社会現象にもなってる作品なんですが、それは監督の狙い通りだった?
菱田監督(以下、菱田):
全然狙ってない。
(前作キンプリは)2、3週間で上映が終わるかな?と思ってたんですけど、(ファンの)みんながSNSで呼びかけてくれたりで、口コミでとにかく広がって。
下手すると今も上映してくれたりしてくれてるところもあるので、ホントもう驚いてます。
キンプリ、キンプラとは(1/4) ~あらすじ編~
この記事の趣旨です。rainbowlive.hateblo.jp
まずはあらすじ。どんな話かさらっと知っておきたいですよね。
デッキーさんによるキンプリとキンプラのあらすじを編集したものを載せていきます。
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物語は七月七日、七夕の夜から始まります。
中学三年生の男の子シンは、河川敷を自転車で走っているときにルヰ(るい)という男性と出会い、ルヰから人気実力共にトップクラスの男性アイドルグループ「Over The Rainbow」*1のコンサートチケットとペンダントを渡され、このペンダントにコンサートを見せて欲しいと頼まれます。
ルヰの涙を見たシンは、その願いを叶えるためにコンサート会場へ急ぎます。
*1:オーバーザレインボー、通称オバレ
キンプリとキンプラが分からんかったらこれを読もう
執念だけで書き起こした菱田正和監督のラジオ出演インタビュー全文の記事が非常に長いので、読みやすいように分割した記事を作ろうと思い至りました。
(その記事はこちら:KING OF PRISM PRIDE the HEROが紹介されたラジオに菱田監督がゲスト出演したので書き起こしました - SUNSHINE !!)
読んでもらえなければ意味はない!
書き起こしとは違い、雰囲気よりも意図が伝わりやすいように編集も加えました。
なるべくそのままの雰囲気で読みたい方は上記の記事をご覧ください。
インタビューの趣旨は、ラジオパーソナリティでインタビュアーであるデッキーさんのブログから引用させていただきます。
今回、僕も含め、この映画をご存じない方、そして初心者の方に向けてのインタビューとなり、監督には「え?そこから!?」と言うような失礼な質問もしたかもしれませんが、是非この夏休みに一度映画館に足を運んで、このアニメの面白さを体感して欲しいです!
(引用元:映画『劇場版KING OF PRISM-PRIDE the HERO-』菱田正和監督インタビュー|映画のモデーロ・デッキーの今週のオススメ!)
このインタビューは『KING OF PRISM by PrettyRhythm』(通称キンプリ)と『KING OF PRISM -PRIDE the HERO-』(通称キンプラ、またはキンプリPH)に関して
- ちょっと興味はあるけどなんかよく分からないなぁ
- いきなり今回の映画を見ちゃっていいのか分からない
- プリティーリズムを見てから見た方がいいらしいけど、ちょっと話数が多くて無理そう
- 見たけど何故あんな感じの仕上がりになっているの?どうしてあんなことに?
という人の疑問を開く鍵になってくれると思います。
正直インタビュー全文書き起こして色んなところが痛いのですが、どうしても読んで欲しいのでもう一頑張りしようと思います。お付き合いいただけると嬉しいです。
KING OF PRISM PRIDE the HEROが紹介されたラジオに菱田監督がゲスト出演したので書き起こしました
7月7日深夜24時(8日土曜午前0時)、デッキーこと出來谷英剛さんがパーソナリティーをつとめる、すまいるエフエム(FM76.7)で放送されているラジオ番組『デッキーの映画CaaaaN!!』(通算354回目)内でKING OF PRISM PRIDE the HEROが紹介されました。
再放送も終わってしまいました(実は上記リンク先のデッキーさんのブログでは日曜26時再放送と書かれていましたが、実際は28時、つまり4時からでした。知らなかったり聞き逃した方も沢山いたと思います。)
ので、
菱田監督出演部分のインタビューを執念で書き起こしました。
問題があれば消します。
結構縦長です。長いです。
なるべく雰囲気を残そうと頑張りました。一部聞き取れなかった部分や、誤字脱字ご容赦ください。
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